INC総会(2007/3/28)

昨日は、12名にご参加いただきました(初参加3名)。
http://www.ikimono.org/postmail/meeting.php
総裁は残念ながら体調不良のため欠席。

以下、脈絡ないですが、おぼえていること。

■ビジネス書で、一定数の顧客をもっていたり、プロデューサーの素養がある著者が増えてきている

■顧客3〜5年周期説(ルー)

■地方・中小書店の売上における雑誌/コミック占有の高さ

■企画モノと売行良好商品のバーター

■小売が判断した無謀なハードルでも、そういう経営判断をしたのであって、従業員の後日談などに感傷的になることにはちょっと違和感を覚える

■北尾 吉孝氏の生家がこういうものだったとは知らなかった。
http://career.nikkei.co.jp/contents/bizperson/0604bpn_kitao/index.asp

 北尾の生家は、江戸時代に大阪(大坂)船場で紙問屋を営んでいた商家に端を発す。その後は、出版業にも進出すると共に、書肆(しょし、当時の書店)を営み、多くの漢籍を取り扱う。そのため祖先の中には、江戸文学史に名を残す北尾墨香という儒学者も輩出しているという。さらに、祖父は関西地方での大阪朝日新聞の販売を一手に担う「北尾新聞舗」を設立、父がそれを洋書の輸入販売会社へと発展させた。まさに北尾は、実業と文化を兼ね備えた家系の中で、幼少時代を過ごしてきたわけである。

書店の外商が積極的に営業することを躊躇していたら、新聞販売店・ピザ・クリーニングなど「宅配」をサービスとする事業者にも遅れをとってしまうのではなかろうか。たとえば町の書店であれば、ブログを開き、SkypeLingrですぐに配達できるできないとかを表示させておいてもよいのではなかろうか。真夏に自転車で汗だくになって『コロコロコミック』1冊を配達した先で、連載マンガの最新刊をいくつか持っていけば、コミュニケーションのきっかけになると思う。大型書店を除けば、「地域密着」「専門化/深化」がキーワードになるのでは。

ボウモアのみすぎ