暮しの手帖

松浦弥太郎氏が手がける2-3月号発売から一週間。
大幅な誌面変更はなく、伝統は引き継ぎつつ、これから時間をかけて、編集長らしさを出していくのだろう。売上自体は、実は前号とほぼ変わらず。タワーブックスでコーナー展開されてはいたが、松浦氏の著作が並列されているだけだったので、大きなアピールにはなっていなかった。
媒体のキャラクターから言っても、編集長が前面に出るよりも、真摯で愚直なスタンスで活動を続けていくことが大事なのではないかと思う。また交代のニュースで松浦氏が媒体に取り上げられ、記事になっていたが、ビジネス的な側面にはどこも触れていなかったので、そういったビジョンを知りたいと思う。
多少の時間はかかるかもしれないが、応援していきたい雑誌の一つである。
暮しの手帖 2007年 02月号 [雑誌]