出版業界の危機と社会構造

出版業界の危機と社会構造

出版業界の危機と社会構造

「知ったかぶり週報」で紹介されていたので、期待して早々に購入。
話題?になった前著二作を読んでいないので、
出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉
ブックオフと出版業界―ブックオフ・ビジネスの実像
著者に対して何の知識を持っていなかったのだが、事情通の飲み屋バナシとしか読めなかった。。そもそも著者が誰と対談されてるのかすら明記されてないし、factに関する言及が甘すぎる。誤解を恐れずに言えば、アンチ大企業の著者が持ち合わせる知識の悲観的な仮説でしかなく、そのうえ「確か」なんていう言葉を連発していて、論拠も甘い。そこはしっかりリサーチしておくれよ、と。ただこの会社の存在を知らなかったので、そこは参考になりました。
春うららかな書房
http://www.uraraka.co.jp/